作品紹介
ぼっちゃまのため、ばあやは少女になりました。一人暮らしの古糸史(こいとふみ)の家に、ひとりの少女がやってきた。二十代も半ばの彼にむかって、ぼっちゃまと呼びかけるその少女。自らを史の実家で家政婦をしているハッカばあやだと名乗るが、ハッカばあやこと夏焼鳩子は、御年数えで八十歳。目の前の少女は、せいぜい小学二、三年生。どうみても、ばあやのはずはないのだが。若返ったおかげでぼっちゃまのお世話ができると、本人はいたって気楽な様子。
少女で老女、老女で少女のハッカとぼっちゃま。どちらにせよ年の差な、ふたりの共同生活が始まります。
内容紹介
見た目はかわいらしいおんなの子のハッカ。
しかし、中身は御年数えで八十歳の“ハッカばあや”。
ひとり暮らしのぼっちゃまのお世話をするため、不思議な薬で体だけ少女になりました。
いつも通りの日常をおくるふたりのもとに、ハッカの幼馴染(つまりは80歳越え)いちこさんが訪れて…少女(ばあや)と青年(ぼっちゃま)、ふたりの年の差の同居生活の行方は…?
ついに完結。
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