作品紹介
神が地上に与えた恵みの種「精霊」。人々は彼らの恩恵を受け、彼らに感謝しながら生活をしていた。しかし、精霊にも命があり、その灯火が尽きた時、彼らはその躯を黒くやつし、周囲に呪いを振りまきながら死に逝くのであった。呪われた精霊に触れられるのは、精霊の葬儀を専門に行う「送儀師」のみ。旅の送儀師・少女アルピは、呪われた遺骸と対峙する…。穢れながら、痛みながら、少女は刃を振るう。幻想葬礼紀行録。
内容紹介
混沌と化す大図書館。蠢くは、黒い謀略――。精霊の研究を進める両親の消息を掴むため、古今東西の知が集まる大図書館を訪れたアルピ。しかし、そこで待っていたのは、精霊の呪いを人体実験に使用し、送儀師を付け狙う館長であった…。
DOWNLOAD/ダウンロード